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  • 執筆者の写真akemi kaminaga

かな料紙 の 屏風


お雛様CR akemikaminaga5_edited_edited.jpg

お雛様の後ろの屏風、

さりげなく、奥ゆかしい輝きをもった紙が、

ガラス板に挟んであります。

そこに、さらりとした、風になびくような文字がかかれています。

こちらは「かな料紙」でつくられた屏風で、

「歌一首を書いて、切り取って、場面が構成されている」とのこと。

この「かな料紙」とは、一体…。

つまり、かな文字を書くための紙。

古今和歌集、万葉集などの古筆は、

実はこの屏風のような美しい装飾がされた紙が使われており、

金銀箔で装飾したり、違う色の紙を継ぐなどして、細やかに手が施されたその紙と

美しいかな文字が一体となって、その歌が表現されているようです。

その「かな料紙」をつくられている数少ない作家さんに、廻り回った不思議な繋がりとご縁で、

このような素敵な屏風を作って頂きました。

すごくよく合う、と沢山の方にお褒めを頂け、とてもうれしいです。

そして何より、制作下さった小室かな料紙工房の小室久さんが、とても喜んで下さったことが、

励みになっています。

「かな料紙」 気になったら、是非チェックしてください。


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